こんにちわ、12月になり2020年も終わろうとしていますね。
毎年のように「今年も早かったな〜、1年あっという間だな〜」と言っておりますが…
1年を振り返る前に、
各プロジェクトごとの振り返りできていますか?
1年365日忙しく働いているとついつい振り返りを忘れがち…
そんなうっかりさんにピッタリな方法があります。
その名も…
KPT法!!!
KPT…?
何それ‥? かなり・ポジティブな・先生(Teacher)の略?
よくわからないんですけど…
と思ったそこのあなた!
ちょっと待ってください。
このKPT法こそどんな人でも確実に振り返りを行うことができる方法なのです。
KPT法とは?
主にアジャイル開発の現場で取り入れられている振り返りを行う際のフレームワークの一つです。Keep、Problem、Tryの頭文字を取ってKPT法と呼ばれています。
- Keep キープ ••• 続けること
- Problem プロブレム ••• 問題点・改善すべきこと
- Try トライ ••• 次にやってみること
上の図のような配置でプロジェクトをそれぞれ当てはめながら
振り返ることで効率よく振り返ることができます。
KPT法の始め方
具体的なやり方を説明します。
KPT法はチームでも一人でも行うことができます。
今回は例として社内習慣に当てはめてKPT法をやってみたいと思います。
ホワイトボードに書いても、付箋を貼っていっても、メモアプリやノートを使ってもなんでも大丈夫です。
①Keepを書く
KPT法ではまずKeep(続けていくこと)を書きます。
続けていること、もしくは 前回Tryして今後も続けたいと思うことを書きます。
※最初からProblemを書いたらテンションが下がるので、ぜひKeepから始めましょう。
②Problemを書く
次にProblem(問題点)を書いていきます。
主に改善すべき点ですね。この時はチームで遠慮なく出していきましょう!
大切なことは、課題を放置しないよう、可視化してチームで共有することです。
③Tryを書く
最後にTryを書いていきます。
Tryはなるべく具体的に書いていきましょう。
Problemを解決するために何をしたら良いか?
そして、Keepを続けていくためにはどうしたらいいか?
Keepを続けていくためのTryも出すことも意外と大切です!
その他にも思いついたこと、やってみたいことなど本当にささいなことを書いても大丈夫です!
KPT法のポイント
Tryが書き出せたらそれを行動に移す計画立てて共有すること。
そして次の振り返りまでに行動ができたか確認します。
実際に行動するところまでできて初めてKPT法の効果あると言っても良いでしょう。
KPT法を行うタイミング
以上の振り返りを一定の周期で行うのが良いです。
(チームであれば理想は1~2週間ほど、個人であれば毎日やっても良いですね。)
前回のTryはできたのか?新しいProblemは無いか?と常に振り返りを繰り返していくことが大切です。
まとめ
このようにProblem(問題点)が見えてくるとTry(次にやってみること)が見えてきます。
つまり、問題の抽象化からの具体化を行い、それを計画を立てて実行することで課題解決に繋がるというわけです。
以上がざっくりですがKPT法の紹介とやり方です。
ぜひ皆さんもKPT法を使って振り返りをしてみてください。
それでは