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    今、作りたいポートフォリオ

 

こんにちは。2027年卒の新卒採用を担当しているshintaniです。
私も2020年に専門学校を卒業。新卒デザイナーとしてフィールドに入社し、丸6年になりました!

制作会社の採用の特徴と言えば「ポートフォリオ」だと思うのですが、どんなことを載せるのか、どんな形にするのか、とっても悩みませんか…?
実際、私も作っていた頃は、「ポートフォリオとは」と何度も検索し、頭を悩ませていました(笑)

今回は、そんなポートフォリオについて、
“見る側”であるフィールドのベテランデザイナー2名とエンジニアに、
「今作りたいポートフォリオ」をテーマに皆さんの本音を聞いてみました!

 

 

【メンバー】
ishida(デザイナー)
デザイナー歴9年。女性向けのデザインや、シンプルで洗練された表現が得意。
ディレクションからデザインまで落ち着いてこなしながら、迷ったときにそっと背中を押してくれるような、的確なアドバイスが魅力の頼れる存在。

naito(デザイナー)
デザイナー歴16年。フィールドのデザインチーフ。グラフィック、WEBを中心に幅広い領域を担当。穏やかな雰囲気ですが、その裏でずっと新しい表現を追い続けている職人気質な一面も。ついつい何でも話したくなってしまう、フィールドの相談役。

taniguchi(エンジニア)
エンジニア歴13年。フィールドで唯一のエンジニア。
新しい技術への感度が高く、いつも会社に新鮮な情報をシェアしてくれます。どんな相談にも笑顔で応えてくれる、安心感バツグンの頼れる存在。

 

Q1.今、学生になってポートフォリオを作るならどんな内容にしますか?

ishida(デザイナー)
制作物だけでなく、思考プロセスはしっかり書きたいですね。
例えば制作期間や担当範囲、使用ツールなど。
「どう考えて作ったか」が分かるだけで印象は変わると思います。

naito(デザイナー)
自分が学生だった頃は、成果物を綺麗にまとめるポートフォリオが多かったと思うんですが、今の時代は制作プロセスを見せることも大事だと思います。
あと、紙のポートフォリオとは別にInstagramのリールなどで作品を動画で見せるのも面白そうだなと思います!

taniguchi(エンジニア)
エンジニアの場合は、実際に触れるサイトは必ず作りますね。
コードや技術は、やっぱり触ってもらうのが一番伝わりやすいので。
あと最近だとAIツールも増えているので、
・AIを使わずに作ったもの
・AIを活用して作ったもの
両方作って、どういうことができるのかを見せたいですね。
AIを使った制作の体験や、試したツール(Claude Codeなど)について
文章でまとめておくのもいいと思います。

(shintani:最新の技術を取り入れる案はいいですね!制作に対する前向きな姿勢を感じられます…)

 

 

ー次に、制作する上でのこだわりたいポイントを聞いてみます。

Q2.ポートフォリオを作るなら、どんなことにこだわりますか?

ishida(デザイナー)
個性的なギミックがあるものよりも、とにかく読みやすさですね。あとは、送り先によって、内容を変えるのも大事だと思います!

naito(デザイナー)
今ならFramerやStudioといったノーコードのアプリでWebサイトを作りますね!
Instagramも実績として軽く整えておいて、名刺がわりに
「見たい人は見てください」くらいの感覚で用意しておくかもしれません。
紙の場合は、製本にこだわるよりも見やすさや扱いやすさを重視して、クリアファイルなどでまとめると思います。

taniguchi(エンジニア)
単純に技術をアピールするだけではなくて、
誰のためのサイトか、どんな目的なのか、このあたりのペルソナ設計にはこだわりたいですね。
そこがあるだけで、完成度が変わります。

 

 

ーでは、そのポートフォリオを「見る側」はどんな視点で見ているのでしょうか?

Q3.ポートフォリオはどんな観点で見ていますか?

ishida(デザイナー)
グラフィックなら余白の取り方やバランス感覚重視。
他の部分は今後学んでいく段階で伸ばせる部分なのですが、バランス感覚は教えるのも難しいので、最初からそこのセンスがいいと、伸びそうだな〜と感じます!

naito(デザイナー)
実際フィールドに入った時にどんな仕事ができそうかな?と想像しながら見ています。
デザインのレベルももちろんですが、会社との方向性が合いそうかも大事ですね。

taniguchi(エンジニア)
情報整理の仕方や何をアピールしたいのかが明確かどうかは見ています。
メリハリがあって伝えたいことがわかりやすいポートフォリオはやっぱり印象に残ります。

 

 

ー実際に見てきた中で、「いいな」と感じたポートフォリオについても聞いてみました。

Q4.今まで送ってきた中でいいな!と思ったポートフォリオは?

ishida(デザイナー)
やっぱり、シンプルイズベスト。良いものを作っていてもギミックに注力しすぎた結果、読みづらいものなどは惜しい!と感じてしまいますね。
あとは単純に、ポートフォリオに掲載されているものが大切なので良いものが載っていると素直にいいなと思います。

naito(デザイナー)
一冊を通して統一感があるポートフォリオですね。
ポートフォリオ自体が一つの作品になっているものはとても印象に残ります。

taniguchi(エンジニア)
デザイナー志望の方だったと思いますが、
職場体験を通して作った制作物は非常にわかりやすくていいなと思いました。
「不便を改善するためのデザイン」といった目的やターゲットが一貫していて、すごく印象が良かったです。

 

 

ー逆に、「もう少しこうすると良くなる」と感じた点について。

Q5.学生のポートフォリオを見て、もっとこうするといいなと感じたことは?

ishida(デザイナー)
デザイン会社はチームで働くこともあり、制作物のどの範囲を担当しているのかがわかると良いなと思います◎
また、企画段階から考えていたり、ボツ案やその理由も載っていると思考プロセスがわかりやすくていいなと。

naito(デザイナー)
一度、あまりにも完成度の高いポートフォリオがあり、「後ろで誰か監修した人がいるのでは…?」と思ったことがあります(笑)
もちろんアドバイスをもらうのはいいのですが、やりすぎない方がいいかもしれません。皆さんの実力が見たいので!

taniguchi(エンジニア)
サイトの模写を載せるのはおすすめしないですね。
自分のスキルアップや構造を理解するのにはいいかもしれませんが、「その人の技術」がみたいので、デザインが苦手でもオリジナルのサイトを作ってくれる方が印象がいいです!

 

 

Q 6.その他、自己アピール資料全体を通してご意見はありますか?

ishida(デザイナー)
個人でやってるプロジェクトなどがあると、面接の際の話のネタになりますし、会ってみたい!と思うこともありますね。
制作物全体としては、フィールド的には奇抜なことをしてくれるより、制作物の質が高く、量も充実したものだと判断がしやすいなと思いました!

naito(デザイナー)
封筒や添え状など基本的な部分の丁寧さや、ポートフォリオが郵送中に傷つかないように配慮されているのを見ると「見てもらう意識」が感じられていいなと思います。
全体を通して、その人の人柄が見えるものだと嬉しいですね。

taniguchi(エンジニア)
志望動機より、フィールドで何がしたいかが書かれているといいなと思いますね。あとは、自分でもやってしまってたんですが、スキルを星5段階で表す表現より「何ができるのか」「どこまでできるのか」文章で説明してくれる方がわかりやすいですね。

(shintani:確かに、星5段階の表現はデザイナーのスタッフもみんな振り返って、あれって自分基準だったねってよく話します…!)

 


まとめ

いかがでしたでしょうか?
皆さんの意見をみていると自分もやってしまっていたかも…ということがたくさんあり、まさに今ポートフォリオを作り直したい気持ちです(笑)

各会社、様々な視点があるとは思いますが、フィールドの採用視点でいうと
「読み手のことを考えた構成」「思考とプロセスがわかること」を大切にしていることが分かりました。

ポートフォリオは、つい“自己アピールの手段”として考えてしまいがち。
自分の視点で、技術や、好きなこと、自分の世界観などを詰め込んでしまう方も多いと思います。
ですがフィールドにとってデザインは、
自己表現ではなく「誰かの課題を解決するための手段」です。

だからこそ私たちは、完成した作品だけでなく、その人がどう考え、どう向き合ったのかを見ています。

この記事の内容が、これからポートフォリオを作る人にとって少しでもヒントになれば、とってもうれしいです!

そして、もしフィールドの考え方に少しでも共感していただけたら、
面接でお話できればと思います。お会いできるのを楽しみにしています!

WRITTEN BY

WRITTEN USER ICON

shintani

企画・デザイナー

入社して早6年。新卒から採用をする側になったことにしみじみとしつつ、先輩のポートフォリオ談で、まだまだ学びの多い日々…と実感。人とお話しするのが好きなので、早く面接でみなさんに会いたいです!!

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