こんにちは。へびちゃんです。いえ、takeshimaです。
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回のFIELD JOURNALでは、フィールドの新年の特設サイトのお話をしようと思います。
(ハッピーニューイヤー言うてますが、もう3月…)
お世話になっているクライアント様やパートナー様に向けてのご挨拶用にと制作した、こちらの年賀特設サイト。
嬉しいことに、ギャラリーサイトへの掲載や、制作に使用したノーコードツールStudioのデザインアワード・Studio Design Award 2024にノミネートしていただくなど、本当にたくさんの反応をいただきました。
冒頭に登場したぬいぐるみはサイトのメインキャラクター、へびちゃん。
ちなみにイントネーションは、へ↓び↑ちゃんです。こだわりポイントです。
そんなこだわりが詰まりに詰まった(?)このサイトの制作記と、アワード授賞式のレポートを合わせてご紹介します!
へびちゃんの誕生
フィールドでは毎年、年賀状を使ったことのない紙や印刷技法を試す場として活用してきました。
▲2024年の年賀状
フィールドは3年後に30期を迎えます。
昨年夏の全社会議でも今後の計画が発表されたように、2025年からは様々なことに挑戦、そして変化していかなければなりません。
その変化に私たち自身がワクワクすることはもちろんですが、お客さまにも一緒にワクワクしてほしい、なにか一緒につくりたいと思っていただきたい。そこで、より多くの方の目に届けられるwebサイトでのご挨拶にしよう! となったのです。
とは言っても、他社の今年の抱負が長々書いてあるwebサイトを読んでもらえるかな…。なにかおもしろい仕掛けが必要なのでは…。
そう考え「なんかおもろいもん作ってきます!」と意気込んだtakeshimaが生み出したものが…
▲へびちゃんと紙粘土で作られた休息くん
へびちゃん!!!
実はこちらのへびちゃんは、takeshimaの手編みです。編み物が趣味のtakeshimaだから生み出せた、このハッピーでキュートな白へびの赤ちゃん(という設定)は、中に針金が入っているのでいろんなポーズを取ることができます。
実物にはあえて顔をつけず後からillustratorで表情をつけることで、表情も変わる最高にキュートなへびちゃんが誕生したのです。
ハッピーお届け大作戦
キュートなへびちゃんを生み出すことに成功したtakeshimaは、こんなことを思いました。
絶対に、じっくり見てほしい。
会社名義で一斉にお送りする年賀状では、流し見で終わってしまうのでは…? 全体に共有されずに終わる可能性もあるのでは…?
そう考えた結果、一斉送信ではなくクライアントとのコミュニケーションも兼ねて各担当者がクライアントやパートナーに送ることに。
お客さまに自分たちが直接お届けするスタイルにしたことで、反応も良く、このサイトをきっかけにお仕事をお願いしたい! と案件の受注につながったりもしました。
関わってくださるみなさまに、しっかりと日頃の感謝を伝えることができ、とても良い機会になったと思います。
SNSでも同時に発信したため、外部の方からもたくさんの反応をいただき、SANKOU!や、Studio Showcaseを始め、ギャラリーサイトにも多数掲載していただきました。
▲引用元:SANKOU!
ド緊張の授賞式
たくさんの反応をいただいたこのサイトですが、冒頭にもお話したようになんとStudioのデザインアワードであるStudio Design Award 2024にもノミネートしていただきました。
フィールドからは年賀LPの他に、弊社ディレクターnagasakiが制作した自社プロジェクトの休息デザインプロジェクト公式サイトもノミネート。
377のエントリーの中でまずは48ノミネート、さらにその中から優秀なものには個別で賞が送られるのがこのアワード。授賞式は東京・渋谷ヒカリエで行われ、個別の賞はなんと式を進行しながらその場で発表される形式です。
私たちフィールドも授賞式にも招待していただきましたので、nagasakiとtakeshimaの2名で参加してきました。
会場大きすぎる…!
広いホールは今回のアワードのビジュアルに合わせて装飾され、中央にはStudioのロゴをイメージした細長いステージ。客席はクリエイターみんなでこの祭典を楽しめるようにと、ステージをぐるっと取り囲むように用意されていました。
さらに今回ノミネートされたサイト1つずつに紹介用のパネルも展示。制作者の名前や所属している制作会社の名前も記載されていました。
Studioのクリエイターを大事にする姿勢が感じられる会場に、胸がいっぱいです。
ちなみにへびちゃんのパネルは、この比率で見られることをあまりにも想定してなさすぎて、パネルの中央にぽつんと取り残されていました。寂しそうなへびちゃん…。
無念ではありますが、ちゃんと自分の名前が入っていて感動。
これだけでもめちゃくちゃ豪華なのですが、なんとオリジナルパッケージのお水やオリジナルのクラフトビール、ノベルティまで用意されていました。
どこまでやるねん…!(良い意味)
▲招待者に送られたノベルティたち(豪華すぎ)
▲クラフトビール(美味しかったです)
今回nagasakiは、受賞者発表の合間のLTセッション(ライトニングトーク)への登壇枠もいただいていました。
簡単な会社紹介とノミネートされた自社プロジェクトの説明をさせていただいたのですが、とにかく豪華で広い会場に、モニターの接続チェックの段階からド緊張な様子…。
「へびちゃん持ってステージあがるわ!」と意気込んで登壇するnagasakiでしたが、緊張のあまりへびちゃんの紹介をしないまま肩に乗せて話し始めていました。
なにか肩にいるぞ…あれはなんだ…?と会場はざわざわ。
結局しっかり紹介されないまま「一旦置きます」とへびちゃんは肩から下ろされ、会場は謎に包まれたままへびちゃんの出番は終了したのでした。(肝心のセッション内容はしっかり話せていましたよ!)
へびちゃんは3DCGかなにかで作られたものかと思われていたみたいで、あとの交流会でも「実在するんですね!」とたくさんの方から声をかけていただきました。
みなさんからすると、謎の白い物体を肩に固定しながら話す、謎の男だったわけですね。
takeshima的にはバッチリなセッションでした。
今回の年賀サイトプロジェクトは、takeshimaが企画からデザイン、構築までを一貫して担当させていただきました。
構築経験のないデザイナーがなんとか公開までこぎつけたのは、ノーコードツールStudioのおかげです。
年内最終稼働日の朝にやっと実機確認、そのまま勢いで公開、ギリギリでデザインアワードにもエントリーというドタバタスケジュールでしたが、これも良い思い出ですね。
お任せしてもらったからには良いものを作りたいという気持ち、それから私の大好きなフィールドをみなさんにも大好きになってもらいたい、そんな気持ちで全身全霊で取り組ませていただきました。
そんなtakeshimaの熱いラブコールがあの年賀サイトを読んでくれたみなさんに伝わるといいな、と思います!
それではこのへんで〜。