こんにちは。株式会社フィールドの印刷オタクことyoshidaです。
今回は印刷とは切っても切れない関係である「紙」についてちょっと語ってみようと思います。
紙と一口に言っても、コート、マットコート、上質、特殊紙、和紙・・・実に様々な紙がありますが、今回は紙が人に与える印象について考えてみました。
紙は手にした時の印象に深く関わっている思っています。例えばグラフィックデザイナーあるあるで、名刺交換をしたとき、紙がペラペラだと頼りなさそう…。逆に分厚いとなんか威厳が強そう…。凝った紙だと、おっなんか凄い人(会社)かも…! 紙1枚で人、あるいは会社の印象が変わってきます。(あくまで個人的な意見です。)
小さなツールですが、いわば会社の顔となるツール。初対面の方への印象に残していただくため、各社趣向を凝らしていますよね。
ブランドイメージの例を言うと、Apple社のiPhoneの箱の紙は触った感触はしっとりしていて箱の仕立ても綺麗なので、上品で洗練されたイメージを受けます。
それがiPhone以外のパッケージにも貫かれており、全体的なブランドイメージが保たれています。
このように、何気ない紙が商品やブランドの印象に大きく関わってきます。
デザインは素敵でも、手にした感触が安っぽい…そんなのはちょっと残念ですよね。
ご安心ください。僕が担当する案件に限らず、弊社では相手が手に取った時の表情まで想像して、紙面構成や印刷加工などグラフィックツールだけにしかない特性を活かした広報物をご提案しています。
Macでデザインする工程も好きですが、「この紙にこんな印刷してみたらどんな印象になるだだろう…」。
デザインと紙のマリアージュを妄想しながら、紙見本をゴソゴソと漁っている時間が好きです。(もちろんコストとの戦いもありますが…。)
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回は、僕の個人的に好きな紙をご紹介したいと思います。